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相沢 たける1 相沢 たける2 おっぱい それっ! セミ捕まえに行こう! 相沢 たける1 | ____|\/|_| \ | ___/ | > | ∠ (_| / | レ'v、 ○ ,.| \l / | `ーへニニ.| じ ,..-ー| ぃ ( /ニ⊇ | \ l ニヲ' 〉 `ヽニソ 〈 .| | | | | 相沢 たける2 ,, ∧. .// .,, / ', / / // ',\ / ',/ // / .', \/ /____. ', ∧ .∧ ./ ─― ∧ / .',. i .', .|\ × \ ./__.∨ .',i! ',|__ ∨', \ _._-‐''フ .> .ル' _ 二., ,二._ | ___> ≠ /). ∠ / i / んハ ' 'んハ ',.i . \ ≠ / / ∠i⌒ .i i .弋 り 弋 り. '.i/⌒}‐` ._-‐''¨ _ 丿/ ! へi .r‐──┐ ⊥-‐''¨ ̄ / 乂 i | ,, 个-‐'''¨ _ - '.¨ / \││ > -‐''' .i _-‐''¨ / \ / i _-‐''¨ ̄ / \. / .i i ` .ヽ i ∨ \ \ ', / i ∧ \ / ', / ̄'''‐-_i i i / i i | ' , i. .i | .〉 i .! | / | ! i/ |. / i レ i ⊂ ̄..' , / i ‐⌒i⌒i⌒ i. ヽ___-‐= ̄ ̄=‐-__ゝ ./ |_____| | ( @ ) | |__|ー──彳 /  ̄=__= ̄ ヽ / ', ¨''‐-_ _-‐''¨  ̄¨''‐───.‐''¨ おっぱい |\ |\ | \ Λ | ┼ | \ ! V \ | . ,┼- 、ヽ | \| \// | |_」 ノ __| /_| \ /| Λ Λ /| つ / / | / | | V、 / .|  ̄| /V―-'、 |/ _.斗┤ \ ! | -┼ o | ハ| レ l ̄ | | | | -―- -―- | __ l ! し d、 | __ |/ ノV | 、 |/  ̄l __ノ、! < l ` 、 ____ノ ィ | | ヽ ____lー‐≦ | | ヽ/ ' / /| ト、 \_____ / {、 } >-、___/ \___ ノ \ V / _ --= !. V , ´ -―- / | V く// | ,--、 / V !\ rァ´ ' } / {入 { i / ト __ノ く\ \___ 乂 /、ヽ/ | \ ー くヽ / /! }\___入/ { | ト、 |〈〈 ̄>― ---―≦´ } それっ! / / / / r=='==='==、 / ヽ _/ l l ./二二\ / / l/ .\\ r'-‐‐゙´ ̄ ̄\ \ _ l\ ∧ \ / ヽ ` 、 .__rl \ / ヽ /l \ // __\ ` 、l ` ヽ / l \/ ,、-‐______ゝ ' l ヽ /三.\ l , - '´ l三./,> i_/_ /l , -、 __., ┴< ; ; / ヽー 、 ,、___ノ l l ヽ / ヽ `/; //// /l < ヽ  ̄ l ヽ ` 、_ / ,. '゙ 'フ l/>l/、// | /l 、_ \ l ___ l ` 、  ̄ヽ__/ ∠ヽ/ ' 炒l/ l/ l /l ヽ ̄ _丿 |_ __| ゝ ___________ 、. / l -' ___l/_.l ,、 `.、 ヽ _/ ∠___ `=‐(  ̄ .. , , ‐' ヽ , - 、 炒/ヽ l /) ;、 l ` ̄`---, _l |__ ____| / `ー‐-------、 l ヽ i , -'" \l ヽ ∠ 'ヽ' 丶 / ヽ / (__ ヽ , -' ヽ `‐ ヽ/ \_ノ___/、 / / l ヽ___| > , -'" , - `i ノ `ー- ___ /\ | _ __ / (´ _,..-'''" / \ / \ l _| | / .| l '' ゙ / /ヽ /゙ \__/、 ヽ / |__ |/ /l | | , -'" , -'" / / ヽ l / / .| | | (__, - / / \ l ) / | | |_ \ (_ノ ヽ \ .|_/|_| ヽ__| _,,.. -──‐- .、.._. {` \ ヽ ___ / ,. ‐''"´ ``'‐.、 ヽ lヽ l | |___ \ /´ `‐.、 U lヽ.l .| __) l l \. ヽl_l / |___/ |_ ● ` 、 ヽ / ヽ. l | ̄| | ̄| l i、 | | | | | | i. / |_| |_| | ● l \. | ̄| | ̄| l |.  ̄  ̄ \ ● | ∧ ∧/\ / ̄ | ∨ \/ l. ,i ,! / ,‐' /、 , ‐´ ` '‐.、 _ _, ‐''" `` ‐-----‐ '"´ セミ捕まえに行こう! ,.、 、 ハ / ヽ`ヽ ヾ丶、 illli、 , l / ヽヽ ヾー--、. ゞllllll`丶、illlllllli、 /l l l ヽヽ \llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`llll| l l l ヽヽ , -‐´lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliiiiiiiiフ l l l l l <、´llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`丶、 ! l l l /lllllllllllll/|llll/|lll/`lll!`、lllllllllllllllll、-‐´ ! ! l i `i /_,llllllllllllll/ |lll/ |i/ `!l| `、|ヽlllllllllllヽ ! ! ! ! l /l!lllllll!ll/- l._ l _.!.-‐ヾヽllllll\llヽ l 丶l l l / ゝ ´ l∧ll ! ヾlllヾl ` l 丶 l/ `、 'lll ≠=〟 ,≠、、 l^ヽ l、丶`- !/ 、 /'´、l " .、 lk'/ l丶丶 、/ // \^l __,..--‐┐ l,ノ l 丶 - // ``、 l l ノ f l 丶, 、/ l 丶、ヾ ;!/ // l l l ``lー-‐ '´ l 「 / ノ l l/ _,.┘ └-.、 ,、 l / l l _ , ..-‐´ (..___ __,..) `丶"`‐-、 l l / l l i´ `ー- - -‐´ ;l l  ̄`ヽ l ヽ /l l / l 〈 i _l l l / 丶 / l l / l ┏━ ┏━┓ ヽl_ヽー-´ ` ‐- " l l / l ┃ ┃ ┃ ┃ / l  ̄´〈ヽ l l / l ┃ ┃ ┃ ┃/ l l ヽ ,.l l-‐l `l ┃ ┃ ┃ l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l l´ -‐ l`ゝ l ┃ ┓ ┃ ┃ l||||||||||||||||||||||||||||||||||||l l -‐´l\ l ┃ ┃ ┃ ┃ l!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!l l -´ l" ``ーl ┗━┛ ┗━┛ liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiil 丶 l´l,l l l l||||||||||||||||||||||||||||||||||||l 丶 ,l l \ / l l_________l 丶 l l / l l 上へ
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たけるです ≪成績≫ 総対戦数 515戦 勝利数 91勝 勝率 18% 累計BP 4591pt 最大連勝数 3 最大RP 2050 総合 戦績 2166戦 1014勝 1152敗 勝率 47% ナポ 戦績 326戦 183勝 143敗 勝率 56% 副官 戦績 407戦 201勝 206敗 勝率 49% 連合 戦績 1433戦 630勝 803敗 勝率 44% ≪ギルド≫ よろめき温泉 ≪コメント欄≫ ≪受賞歴≫ ≪所有アカウント≫ 名前 ギルド 備考 ≪活動期間≫ ?~現在 ≪ログイン曜日/時間帯≫ ≪イクサーネーム由来≫ ≪サイト≫ ≪記事≫
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天鳳名/IRC名 とみたける/tomitake(元・0007) 肩書き 雀荘765最年少雀士 雀荘765の遅刻魔 麻雀始めたきっかけ/麻雀歴 ゲームの麻雀したら楽しかったから。まだ3年くらいしかやってないです。 主戦場 なんでもOK。アリアリでもナシナシでもサンマでもチップでも割れ目でも 17歩でもなんでもかかってこい...あ、でも青天井はちょっと...。 好きな役 平和、流し満貫 打ち筋 スーパーデジタル&かなり前向きな姿勢。逃げたらダメだ逃げたらダメだ...。 得意技 一打目から流し満貫一本打牌。ごり押し。 年齢 16 所属チーム 春香さんチーム タイトル 第2回豪運9393サンマ王決定戦優勝 モーストデンジャラスコンビ打ち大会ロウスタイル優勝(相方はREI-GUNさん) 心に残った牌譜 http //tenhou.net/0?log=2009020201gm-0019-7291-xe2f156d49ea6 tw=2 http //tenhou.net/0/?log=2009031901gm-0039-0000-xd67ebf741bb5 tw=0 サンマ東南の一試合だけで、流し満貫を4回あがる などなど その他 ローカル役マニア。 一言 お手柔らかにお願いします。正々堂々戦いましょう! HP http //tomitakeru.blog85.fc2.com/ よければ見てやってください。 四人打ち五段、サンマ四段。
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あだ名 なぜなぜ君 はりきりボーイ ワーキング・ベア 所属 極北市民病院 肩書き 外科部長(ただし非常勤) 人物像 登場 極北クレイマー 極北大学より異動。
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2012年1月1日朝生 マーティン・トンデル 反原発学者リスト 学者と原発マネー 827 : 名無しさん@お腹いっぱい。(京都府)[] : 投稿日:2011/03/28 22 21 56 御用学者がテレビで引っ張りだこになっている頃、本物の学者は黙々と仕事をしていた 土壌汚染「チェルノブイリ強制移住」以上 京大助教試算 http //www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110328000068 2011年03月28日 15時52分 京都新聞 東京電力福島第1原発の事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、 チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、 京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。 飯館村は原発から北西約40キロ。今中助教は、原発の状況が分からず被災地各自の事情もあるとした上で 「避難を考えた方がいいレベルの汚染。ヨウ素やセシウム以外の放射性物質も調べる必要がある」として、 飯館村で土壌汚染を調査する方針だ。 文部科学省の調査で20日に採取した土壌から放射性のヨウ素1キログラム当たり117万ベクレル、 セシウム16万3千ベクレル、 雑草からヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルが確認された。 土壌中のセシウムは通常の1600倍以上だった。 今中助教は、土壌のセシウムで汚染の程度を評価した。汚染土を表面2センチの土と仮定すると1平方メートル当たり 326万ベクレルで、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの2倍超、 90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約6倍だった。 今中助教は「国は原発周辺の放射性物質を詳細に調べて分析し、ただちにデータを公開すべきだ」と話している。 セシウムは半減期がヨウ素(8日)と比べ30年と長く、汚染の長期化が懸念されている。 622 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[sage] 投稿日:2011/06/30(木) 00 10 43.87 ID 3LeFn+WD0 [1/3] 今朝の朝日のオピニオン欄に載ってた今中さんの記事。 531にあった中川恵一の主張と比べてみると、両者の差が興味深い。 放射能のリスク 汚染の中で生きる覚悟を/今中哲二(京都大原子炉実験所助教) (スキャン) http //twitpic.com/5iaplm (書き起こし) http //blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/811ce4b0f8d31e01184ad3634d9975d7 http //www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/544.html 681 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県)[sage] 投稿日:2011/06/30(木) 05 43 55.11 ID XwEdueCu0 [5/13] 622の一番したのリンク先にある動画は 6月26日毎日放送で放送されたドキュメンタリー 「その日のあとで フクシマとチェルノブイリの今」だよ。すごく良くできたドキュメント。 ベラルーシの御用学者?の話題もちょっと出てた。やっぱり何も明らかにされてないんだよ。 事故直後からの今中、小出の横画を捉えてる。飯館までくっついて行ったんだな。 今中さんの、チェルノブイリになってしまった。涙が出る涙が出ると言ってたのが こたえてしまった... 前作のドキュメントにあったように、彼らのし続けた警告をとことん無視して来てしまったのだな。 十分予見された事故なんだ。避けられた未来なのに。 本当に申し訳ないと思う。どう償えばいいのか。 2011年10月4日 【内容起こしUP】飯舘村の「今」と「これから」~村民にとっての復興とは~@福島県文化センター【その②】 http //bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3071942.html (今中氏) 私自身、除染は専門家ではないが、除染でゼロになることはまずない。 ETVなんかで木村真三さんは除染頑張っていたが、 僕の考えだと半分に減ればいいほうだというのが実感だと思う。まして畑や森をきれいにするなんていうには難しいと思う。 チェルノブイリも最初は除染したが、あきらめた。減らすことはいろんな方法でできる。 作物に移行する汚染を減らす方法はあるが、基本的な考え方として、安全基準は厳密にはない。 我慢基準はある。全部東電から飛び出てきたものだから、しゃくではあるが、それでも僕は、 きっと我慢量の線をどこかで引かなければいけないと思う。 しかし人には言えない。個人的に私だったらここまで我慢するとは言えるが。 私は還暦も過ぎたし、家族の状況、社会生活、仕事の状況によっても違う。そういうことを考えた時に、 一律にこうしましょうはできないと思う。 その辺を考えながら、どうするか?と考えながら、非常につらいなぁと。 我々、自然放射線を受けている。大体年間1mSv。場所によってこれは違う。 東京とここでも違うし、関西の方が高かったりする。 そういうことを考えれば、東電から出たのにしゃくだけれども、神経質にならなくていいよというふうに話している。 それは1年間に1mSv。これは、一つの目安。そして考えていくのは最初のステップ。 東京の人からも相談うけるが、1mSvの10分の1、100μSvくらいなら、そう1年間にそれくらいなら 神経質にならなくてもいいでしょうとは言う。 ただ、それを皆さんに言うことはしない。 チェルノブイリと福島までは、大量に放射能が放出されたのは確かですが、放射能の種類が違います。 福島は被曝を考えた時は、ヨウ素とセシウム。長期的にはセシウムだけ。 チェルノブイリは、燃料がそのまま出たので、プルトニウムやストロンチウムなどが出ているし質が悪い。 福島のほうが相手はしやすいとは思う。 一概には言えないが、どこまでみなさんが我慢するのか。村に帰るというのがどういうことなのか。 年寄りだけが帰るのが、本当に帰ることになるのか? まとまらなくてすみません…。 (会場男性)じゃがいもを作りました。土壌の汚染は25,300bq/kg。ジャガイモに移行したのは、34bq/kg。 一般的に言われている0.1移行係数は作物によって全然違うということ。国の作付基準5000bq/kgはでたらめ。 私の実験の方法が悪いのかもしれないが、少なくともできた。ホウレンソウも同じくらい。 (今中氏)移行係数は1万分の1ですよね。それなら十分ありうる話で、ものによって幅がある。 (今中氏)原発事故は明確な人災。東電・保安院・原子力安全委員会が責任ある人々が、 然るべき倫理感覚を持っていなかった。そういう意味で、人災。 セシウムの水道放射能汚染は、福島や飯館の汚染をしているのは、セシウム。 これは土とかセシウムによくくっつくので、水道水に入るほどではないと思う。 池とか泥にはほとんどないと思う。ダムも底の泥には溜まってると思う。ただ、水は気にするレベルではないと思う。 今年、プールを控えたのは、私は必要なかったんじゃないかと思っている。それはまず間違いないと思う。 ただ、測ればわかるものを公表しないのは不思議に思う。 (会場男性) 飯舘村村民ではないが、飯野町に住んでいる。 今中さんに質問。 プルトニウムの問題。過去の核実験と比較してどうなのか?あるいはストロンチウムの汚染について、 過去の核実験についてどうなのか? ICRPとECRRがあるが、そこはかなり低線量の被曝は危険だという方針だが、今中先生はECRRに批判的だと聞く。 その辺の話を聞かせてほしい。 (今中氏)プロセス・メカニズムを考えたとき、チェルノブイリと比べて、 今回のプルトニウムやストロンチウムの出は少ないと思っている。 チェルノブイリの場合は、原子炉そのものがバーンといった。 福島の場合は、メルトダウンして高温になって、ガスとか揮発性になって漏れたというので、 実際我々がガンマ線で測って核種分析すると、非揮発性は意外と少ない。 プルトニウム・ストロンチウムは長期的に問題になるから、私は基本的に早く測って、 責任当局がこれくらい出たよと言ってくれれば、よかったが、なかなか出てこない。 実は3月にとった飯舘村のサンプルを金沢大学の山本先生に測ってもらった。 1960年代の核実験時代のレベルと同じか少ないくらい。 プルトニウムにもいろんな種類があって、239と238、核実験のやつというのは、238の割合が239に比べて0.03なんですが、 原子炉内では、238の割合が随分多い。だから福島から出た時には、238の方が2倍か3倍くらい。 土の割合を見て、どっちから飛んできたと判別する。山本さんがもうちょっときちんと測りたいというので、 今回、明日かあさって、もう少し飯舘村でサンプルをとって測りたいと思っている。 ストロンチウムについては、私も気になっていたが、ストロンチウムは私自身測る技術を持っていない。 民間の団体に依頼している。 多分、ストロンチウムの量は、核実験で降ってきた量より多いかもしれない。あくまでセシウム137が圧倒的に多いので、 それに比べたら100分の1、500分の1くらいなので、被ばく評価としてはあまり聞いてこないだろうと今は思う。 プルトニウムについても、空気中に飛んでいって吸い込むとかはあるかもしれないが、地面に落ちたやつに関しては、 そんなに被ばく評価を気にしなくていいと思う。 ECRRは、説明する時間がないが、仮説としては面白いと思うが、それを支持する材料が乏しい部分もあって、 今のところは支持していない。といつも言っている。 (会場男性) 飯舘村では農地の草刈が進んでいる。これは果たして大丈夫か?こないだまでは、 「草を刈るな、農地を耕すな、燃やすな」 とやかましく言われていた。もしこれが本当に人体に影響があるような被曝をすることでったら、 許されることではないと思う。 新聞で見た除染計画を見た。その中で10月に農地の草刈りが入っていると思う。 そんなことで被曝をすることがあれば、許されることではないのではないか? 私の地区は毎時6~7μ、12,3の線量がある。先ほどは我慢という話が出たが、そういう話ではないと思う。 (今中氏) やるべきことは、3月15日から月末にかけて、起きたことを、 きちんとどういう汚染があって皆さんがどのくらい被曝したのか調べること、これが大事。 雲がきたときの被曝を調べることが一番のキーポイントで、これから大事になる。 草刈り、除染ビジネスについては、小沢さん。 (小沢氏) 今やっているのは、ほとんど飯舘村の被ばく管理がされていないということだった。 そうすると、7とか8とかあるところで草刈りをやるということが、大丈夫なのか?ということだと思う。 (今中氏) 私の感覚だと、7マイクロ、8マイクロの地域は、放射線管理区域に相当するので、放射線管理はあってしかるべきだと思う。 566 :地震雷火事名無し(東京都):2012/12/21(金) 20 13 45.82 ID rYdZk42R0 このシンポジウムの動画、一ヶ月くらい前に公開してたのか。 多岐にわたるテーマに錚々たる顔ぶれ。 シンポジウム「福島原発で何が起きたか」 - YouTube http //www.youtube.com/playlist?list=PLXp_nCb7jDhVD5IsNv9yn1rfH5j_35BGK ↓プログラムはこちら シンポジウム「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」 2012年8月30日(木)・31日(金)/東京大学駒場キャンパスにて http //www.kk-heisa.com/20120830/ 講演者は、田中三彦、ア-ニー・ガンダーセン、石橋克彦、今中哲二、吉岡斉、フィリップ・ワイト、 高橋哲哉、ミランダ・シュラーズ、池内了 ↓書籍はこちら Amazon.co.jp: 福島原発で何が起きたか――安全神話の崩壊 黒田 光太郎, 井野 博満, 山口 幸夫 http //www.amazon.co.jp/dp/4000246771 668 :地震雷火事名無し(東京都):2012/12/23(日) 23 38 59.22 ID tmaitGUH0 566 自己レス。 一通り見終わった。包括的で見所満載のシンポジウム。 YouTubeの再生数がほとんど100以下で全然見られてないっぽいのがとても残念。 最後の締めのセッションでCNICの伴さんが人々の関心の風化を危惧してるんだが※、その通りになってるんだろうね。 (それとも書籍になったやつを読んでるのかな・・・) とてももったいないのでいくつかピックアップしていこうと思う。 ※「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」 セッション5:伴英幸 http //www.youtube.com/watch?v=w1jq0hblOqI#t=40m41s まず、プログラムは 566 のリンクにあるんだけど、10分程度の短いコメント発表にも大変興味深いものがある。 それも含めたプログラムは↓書籍の紹介ページにあります。 岩波書店「福島原発で何が起きたか――安全神話の崩壊」 http //www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN978-4-00-024677-4 「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」 セッション2:今中哲二「福島第一原発事故による放射能放出と放射能汚染」 http //www.youtube.com/watch?v=ZWSigDUfTn4#t=7m58s 「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」 セッション5:今中哲二「ICRP批判、非癌リスク」 http //www.youtube.com/watch?v=w1jq0hblOqI#t=33m28s (短いスピーチのタイトルは名無しが勝手に付けました。以下も同様) 今中さん。セッション2の長い講演は基本的な内容なので分かってる人は飛ばしていいと思うけど、 セッション5の短いスピーチではICRPへの痛烈な批判と癌以外のリスクについて言い及んでるのが見所。 「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」セッション3?1:吉岡斉「福島原発事故の『政策失敗病』としての諸側面」 http //www.youtube.com/watch?v=clDRc9t9w7g#t=7m50s 吉岡さんの講演は政府事故調の実情が赤裸々に語られてて面白い。政府事故調は事務局(検察・警察官僚)主導で進められ、 事務局の用意した文案に委員は意見を言ってそれが採用されたりされなかったりするみたいな、 委員といえど吉岡さんは「お客さん」的な位置づけだったらしい。 「最終報告出たんですけど無様ですね。体裁が酷いです」「読めたもんじゃない」「文体も変」。 中間報告と最終報告の2冊に分かれた未完成ともいえる形態。索引も目次もない。 つまり、広く国民に読んでもらおうとかいう考えはなく、裁判の「論告・求刑書類」のようなもの。 とはいえ内容はちゃんとしてるとのこと。ただし官僚主導なので官僚には甘い内容。 「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」セッション3?2:金平茂紀「福島原発事故とマスメディア」 http //www.youtube.com/watch?v=NM3wiK26j9g#t=35m47s 「大本営発表より酷いかもしれない」 原子力ムラの巻き返しが始まっているとのこと。 「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」セッション4?1:高橋哲哉「犠牲のシステム――責任をめぐる―考察」 http //www.youtube.com/watch?v=OZFyyOlvg6U#t=6m10s とても丁寧に、今回の事故における責任が切り分けられ、所在が整理されてる。 「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」 セッション5:舩橋晴俊「シンポジウム全体を通してのコメント:社会学の視点から」 http //www.youtube.com/watch?v=w1jq0hblOqI#t=13m36s これからの展望という意味で舩橋さんのスピーチはためになりました。 428 :地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区):2013/05/25(土) 14 15 31.17 ID L+TGjUSq0 IWJ_KYOTO1 「-見えない放射能とたたかう-「サイレントウォー」今中哲二さんとのトークセッション」 http //www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1 京大の反原発研究者、今中助教3月退職 毎日新聞2016年1月27日 大阪朝刊 京都大原子炉実験所(大阪府熊取町)から原発の危険性を指摘してきた研究者集団「熊取の6人組」で唯一の現職、 今中哲二助教(65)が3月末で定年退職する。旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の災害研究の第一人者としても知られる。 28日午後2時から同実験所学術講演会で退職講演がある。来月10日には6人組が創設した自主講座「原子力安全問題ゼミ」で講演。 今後も福島第1原発事故の放射能汚染の実態などの研究を続ける。【大島秀利】 同実験所には、今中さんをはじめ、小出裕章さんや小林圭二さんら原発に批判的な研究者6人が研究グループを作り、 市民参加が可能な「安全問題ゼミ」を開くなどしてきた。昨年3月に小出さんが助教で定年退職し、今中さんが「6人組のしんがり」になっていた。 今中さんは広島市出身。祖母を原爆で亡くし、母親も被爆した被爆2世だが、 「それとは関係なく、当時は最先端技術とされ面白そうだったから」と大阪大の原子力工学科に進学。 東京工業大大学院を経て1976年に京大原子炉実験所の助手(現助教)になった。原子力開発のありように疑問を抱き、 「原発をやめるのに役立つような研究」をするようになった。 86年のチェルノブイリ事故では90年から6人組の故瀬尾健助手と現地入りした。 以降、20回以上訪れ調査。2011年3月11日に福島事故が起こると、 同月内に、後に計画的避難区域となる福島県飯舘村で放射性物質の測定などをして、住民らへ判断材料を提供してきた。 学術講演会の問い合わせは同実験所(072・451・2300)。来月の自主講座は希望者が140人を超え、申し込みを締め切った。 566 :地震雷火事名無し(東京都):2012/12/21(金) 20 13 45.82 ID rYdZk42R0 このシンポジウムの動画、一ヶ月くらい前に公開してたのか。 多岐にわたるテーマに錚々たる顔ぶれ。 シンポジウム「福島原発で何が起きたか」 - YouTube http //www.youtube.com/playlist?list=PLXp_nCb7jDhVD5IsNv9yn1rfH5j_35BGK ↓プログラムはこちら シンポジウム「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」 2012年8月30日(木)・31日(金)/東京大学駒場キャンパスにて http //www.kk-heisa.com/20120830/ 講演者は、田中三彦、ア-ニー・ガンダーセン、石橋克彦、今中哲二、吉岡斉、フィリップ・ワイト、高橋哲哉、 ミランダ・シュラーズ、池内了 ↓書籍はこちら Amazon.co.jp: 福島原発で何が起きたか――安全神話の崩壊 黒田 光太郎, 井野 博満, 山口 幸夫 http //www.amazon.co.jp/dp/4000246771 京大原子炉“6人の侍”の軌跡 原発の危険性、訴えて行動=社会部・大島秀利 毎日新聞2016年2月24日 大阪夕刊 スリーマイル、チェルノブイリ、福島 最後の現役 今中助教も定年 京都大学原子炉実験所(大阪府熊取町)に原発の危険性を指摘し続けたグループ「熊取6人組」がある。 地方に原発が押しつけられることに義憤を感じた人たち。故黒澤明監督の名作映画にちなんで「6人の侍」と呼ぶ方がふさわしい。 その最後の現役、今中哲二助教(65)が来月で定年退職する。 折しも福島第1原発事故から5年、4月は旧ソ連・チェルノブイリ原発事故から30年。 双方に詳しい今中さんを軸に6人の軌跡をみていく。 住民運動、敢然と支援 今中さんは広島市出身。祖母が原爆で死亡し、母親も被爆した被爆2世だが、 「それとは関係なく、当時は最先端技術とされ面白そうだったから」と大阪大学の原子力工学科に進学した。 他の5人も、科学技術の進歩に夢を抱いて大学に入った。 阪大から東京工業大大学院に進んだころに今中さんは原子力開発のあり方に疑問を持ち始め、 1976年に京大原子炉実験所の助手(現助教)になった。そこに5人がいた。64〜69年入所の 海老沢徹元助教授(77)=中性子光学▽小林圭二元講師(76)=原子炉物理▽ 川野真治元助教授(74)=物性物理▽故瀬尾健助手=原子核物理−−と、 今中さんの2年前に入所の小出裕章元助教(66)=原子核工学=だ。 「最後に入ってきた小出さん、今中さんは私たちに鮮烈な影響を与えた」と年長の3人は口をそろえる。 2人は学生時代から原発の技術的な問題だけでなく、原子力開発が抱える社会的な問題に目を向けてきたからという。 実は、2人とも公募の採用試験を受け、原子力委員会の専門委員も務めた教授(故人)が仕切る放射性廃棄物の管理部門に入った。 なぜなのか。海老沢さんは 「あの教授は2人が原発に批判的だったことは知っていたはずだが、能力のある人を採ったのだと思う。2人もその期待に仕事で応えた」と話す。 かくして“京大原子炉6人の侍”がそろった。 そのころ、愛媛県伊方町の四国電力伊方原発の地元住民が国を相手に設置許可取り消しを求めて松山地裁で訴訟中だった。 6人は敢然と原告支援に回り、有利に法廷論争が進んでいた。 しかし、結審直前に裁判長が交代となる不自然な経過を経て、住民側敗訴の判決が78年4月に出た(最高裁で敗訴確定)。 翌79年の3月、今から考えれば、福島事故の発生を警告するかのような事故が起きた。 米国のスリーマイル島(TMI)原発で、原子炉に水が供給されなくなって核燃料が溶け出すメルトダウン(炉心溶融)が起きたのだ。 今中さんは「それまでは、事故が起こるかどうかは机の上の議論だったが、TMIから、原発の大事故は起きると断言できるようになった。 問題はどれくらい危険なのかに移った」と振り返る。 80年から自主講座112回 6人は80年、実験所内で市民が参加できる自主講座「原子力安全問題ゼミ」を始めた。 ゲストも含め専門家が最新の原発情報などを提供した。国内外で事故が起こると、その影響や実態を調べて報告して議論を交わす。 86年4月26日、ゼミで何度もテーマとなるチェルノブイリ原発事故が起きた。 多数の人が死亡し、飛び散った放射能(放射性物質)によって200キロ以上離れた場所にも居住不能地域が出現した。 瀬尾さんと今中さんは90年に現地入りした。瀬尾さんは94年に病死するが、ロシア語が堪能な今中さんは以降20回以上訪れて、 深刻な汚染が広がったウクライナ、ベラルーシ、ロシアの研究者と情報を交換しながら調査を続ける。 今ではチェルノブイリ災害研究の第一人者とも言われる今中さんは、20年以上にわたる調査から教訓を次のように語っていた。 「原発で大事故が起きると、周辺の人々が突然に家を追われ、村や町がなくなり、地域社会がまるごと消滅する。 そして、被災した人々にもたらされた災難の大きさは、放射線測定器で測ることはできない」 だが、日本ではTMIやチェルノブイリが無視されるかのように安全神話が拡大し、54基もの原発が建っていった。 2011年3月11日、福島第1原発で、炉心に水を供給できなくなり、1〜3号機が次々とメルトダウンを起こした。 中でも2号機で、外部への放射能漏れを防ぐ最後の壁「原子炉格納容器」が破損したと政府が発表したとき、 今中さんは「チェルノブイリ級の事故になった」と確信し、ぼうぜんとした。 東北や関東を中心に無視できないほどの放射能で汚染され、十数万人が避難を余儀なくされた。 今も約10万人が避難生活を続け、「地域社会がまるごと消滅する」事態が国内で起きてしまった。 大変深刻なはずなのに、政府から十分な情報が出てこない。住民避難の指示も的確とは思えない。 今中さんは、事故があった3月に、避難指示がないが、深刻な放射能の情報があった福島県飯舘村に他大学の研究者と入り、調査を開始した。 避難が必要な放射能汚染が村全体に広がっていることが判明した。飯舘村は、ようやく翌月に「計画的避難区域」として避難対象となる。 今中さんは「文書上の原子力防災対策はうまくできていたが、実際に担う官僚機構が中央から末端まで混乱し、 三つの原子炉と同じように原子力防災システムそのものがメルトダウンして、まったく機能しなかった」とみる。 その上で「原子力ムラの人々は、何がなんでもといった感じで再稼働を進めるが、事故が起きたらまた同じことが起きるのではないか」と危惧する。 汚染地域の現実、研究継続を宣言 2月10日、約150人が参加して第112回安全問題ゼミが開かれた。ウクライナの研究者と今中さんがチェルノブイリと福島を語った。 伊方訴訟のころから一緒に行動してきた荻野晃也・元京大工学部講師は 「6人がいなかったら、推進派の思い通りに原発がもっと建設され、大変なことになっていただろう」と指摘した。 会場から「専門家と社会をつなぐこんな場が重要」と声が上がったが、 昨年退職した司会役の小出さんは「基本的に安全問題ゼミは今回で最終回になるはず」と話した。 だが、福島事故の過酷な現実がある。小出さんは「仙人になりたいが、当面なれそうにない」。 今中さんは「余計な被ばくはしない方がいい。同時に汚染地域で暮らすとある程度の被ばくは避けられない。 この相反する二つにどう折り合いをつけるか。できるだけ確かな知識と情報を提供して、汚染に向き合って判断するお手伝いをしたい」 と福島とのかかわりの中で研究を続けることを宣言した。 最後に今中さんは「今、原発はほとんど動いておらず、やめるのにはいい機会。若い人には何が本当に大事なのかもう一度考えてもらいたい」と呼びかけた。
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駆ける海堂 「あ、あの…」 風谷真魚はやや早足で歩いている。 この暗闇で僅かに灯された希望、澤田亜希と少しでも離れないように。 澤田は真魚の事など気にする様子も無くずんずんと先へと進む。 実際どうでもいいと思ってるのかもしれない。 澤田から話しかけられたことと言えば名前の事くらいのもので、今は無言だ。 外灯もまばらな暗い道をただ黙って進むのは、キツイ。 「あの…っ!」 キツイだけではなく疑問もあるから、澤田の考えを聞きたいのだ。 何故わざわざ市街地から遠ざかる道を進んでいるのか。 「あのっ、澤田s…くん!」 少し強く呼びかけてようやく澤田の足が止まり、振り返ってくれた。帽子の影に隠れて目元は見えない。 「どうしたの?…疲れた?」 少しでも心配してくれたのだろうか、気にかけてくれた事を嬉しく思いつつも真魚は疑問をぶつける。 「あの、どうしてこの道なんですか?市街地から遠ざかってるように思うんですけど…」 最後の方は呟くようになってしまう。考えてみれば自分が勝手について行っているだけだ。 それなのにどこに向かっているのか聞くのは、前進の邪魔をするのは迷惑では? もしも「ついて来ないで」等と言われたりしたら? 澤田は別について来いともついて来るなとも言ってはいない、だがもしも明確に拒否されたら。 不安に心が押しつぶされそうになる。 恐怖心を知ってか知らずか、1分ほどの沈黙の後、澤田は答えた。 「街中は危ないと思うんだ。この殺し合いに乗った連中が集まってくるかもしれない」 殺し合い。 そんな言葉を聞いただけで背筋が凍る思いだ。確かに真魚の世界でもアギトとアンノウンの戦いはある。 だが人と人との殺し合いだなんて、先ほど見た戦いでは人と怪物の戦いではあったが… 何故同じ人同士で戦わなくてはいけないのか、それほどまでに魅力的なのだろうか。 この殺し合いの勝者に与えられる賞品が。他人を殺してまで叶えたい願い等あるのだろうか? 自分にはとてもじゃないが理解できそうにない。 「顔色悪いみたいだけど…少し休む?」 澤田の優しい言葉が素直に嬉しい。そんな澤田に迷惑をかけたくはなかった。 「いえ、大丈夫です…あ、あの、私、邪魔じゃないでしょうか?」 強がりの言葉に続いてつい、漏れてしまった。答えが、澤田から返される答えが怖い質問を。 何故聞いてしまったのだろうか?怖いがそれでも聞きたかったのだ、澤田の答えを。 「別に…邪魔じゃない、一緒に来たければ来なよ。休みたくなったら言ってくれれば休むし」 恐怖心が少し薄れた気がした。思わず、ほんの一瞬ではあるが戦いを忘れた。 ただ…と澤田は付け加えるように言葉を続ける。 「君の身を護れる保障はしないよ。俺だって何があるかわからないし。支給品は確認した?」 澤田の言葉で支給品の存在を思い出す、もしかしたら何か使えるものがあるかもしれない。 慌てて自分のデイパックの中身を確認して、悲しくなった。 「へぇ?よかったね、それなら君でも使えそうだ」 澤田はそう言ったが、自分にはこれはハズレだ。これは殺し合いだ、そう改めて宣告されたような気がして。 真魚でもわかる、これがどういった物で、どう使うのか。 外灯の人工的な光りに照らされて、真魚の手の中で支給品であるその銃は鈍く光っていた。 * * * 暗い道を進む。後ろには先ほどから女が(風谷真魚とか言ったか?)付いてくる。 「あ、あの…」 どうせ自分を頼っているのだろう。 どう解釈したのかはわからないが、少なくとも自分が殺し合いに乗っていないと考えて。 (馬鹿なやつ…) 思わずそう呟く。所詮人間は何かに頼らないと生きていけない弱い生物なのだ。改めて確信する。 自分は違う。人間の心を捨て去り、完全なるオルフェノクとなってみせる。 その為にこのゲームに参加したのだ、このような場を用意したスマートブレインには素直に感謝したい。 「あの…っ!」 しかし先ほどから後ろがやたらと五月蝿い。一々声を上げられると他の参加者にばれてしまうかもしれない。 大方今どこに向かっている等のくだらない質問だろうが… 「あのっ、澤田s…くん!」 いい加減邪魔になってきたし、これ以上騒がれる前に答えてやったほうがよさそうだ。 振り返ると少し疲れているように見える。少し早足過ぎたか? 「どうしたの?…疲れた?」 一応声を掛けてやるとそれだけで嬉しかったのだろうか、少し笑顔になったように見える。 「あの、どうしてこの道なんですか?市街地から遠ざかってるように思うんですけど…」 予想通りの質問をぶつけてきたのがなんとも滑稽に感じた。別に考え無しに市街地を離れているわけではない。 このゲームに乗る奴は少なからずいるはずだ。そいつらは恐らく人が集まりやすそうな市街地を目指す事だろう。 なら勝手に潰しあえばいい。その道中でも多くの人間を殺す事はずだ。 俺は市街地を離れながら、道中に会う参加者を殺す。そして隠れている参加者を探し出し、殺す。 今進んでいる場所の先には森林がある。隠れるにはもってこいと言える場所だ。何人かはいると踏んでいる。 隠れているからには大した力を持っていない参加者のはず。初めのうちはそんな奴らを狙う事にする。 序盤から強者と戦っていけば無駄な消耗をする。あの赤い奴との戦いでそれを実感した。 勝ち残るためには無駄な消耗だけは避けたかった。 「街中は危ないと思うんだ。この殺し合いに乗った連中が集まってくるかもしれない」 もっともらしい理由をつけたが真実の所は無力な人間を虐殺したいだけなのかもしれない。 それはオルフェノクとしての本能なのか自らの本性なのかは自分にもわからなかった。 真魚の顔がみるみる青くなっていくのが見て取れた。殺し合いという言葉に過敏に反応したのだろうか。 「顔色悪いみたいだけど…少し休む?」 できれば休まず進んでいきたい所ではあるが、真魚に無理をさせるのはまずい。 いざという時に咄嗟の反応を取れず、それが仇となって殺されてしまっては悔いが残る。 真魚は最後の仕上げなのだ。その時までは護ってやろう、自分のために。 「いえ、大丈夫です…あ、あの、私、邪魔じゃないでしょうか?」 邪魔だなんてとんでもない、最後の最後まで一緒にいてもらうと決めたのだ。 「別に…邪魔じゃない、一緒に来たければ来なよ。休みたくなったら言ってくれれば休むし」 よほど嬉しかったのだろうか、先ほどのような笑顔が見える。依存されすぎるというのも考え物なのだが… 最低限の自衛手段は持っていて欲しいものなのでそろそろ支給品の事を思い出させてやることにする。 「君の身を護れる保障はしないよ。俺だって何があるかわからないし。支給品は確認した?」 もしもカイザギアのように変身できる物なら自分が装備しておいた方が良いだろう。 制限の都合上変身手段が多ければ多いほど有利だ。 だから、真魚のデイパックから顔を覗かせた物にはガッカリさせられた。 「へぇ?よかったね、それなら君でも使えそうだ」 ただの拳銃。自分にはハズレだ。真魚の自衛手段という意味では、アタリか? 弱い人間には丁度いいか。 銃を見つめ続ける真魚を見つめる澤田の目にはある種哀れむような感情さえ浮かんでいた。 川のせせらぎと風の音に混じり、話声が聞こえた。その声は徐々に近づいてくる。 声が聞こえたのは五感の発達したオルフェノクだからこそなのだろうか? 真魚は気づいた様子も無く未だ手の中の銃を見つめている。 話声から察するに相手は恐らく二人、三人グループといったとこか。 距離があるようだがこのまま進めばすぐにでも鉢合わせるだろう。 「風谷さん、ここで待ってて。今声が聞こえたから…ちょっと先の様子を見てくる」 自分のデイパックを真魚に任せ、カイザギアを手にし先へと進む。 待ち伏せ等も考えたが、相手は少人数と判断し正面からぶつかる事にした。 カイザに少しでも慣れるためだ。慣れるためには純粋に力でぶつかっていく方が手っ取り早い。 少し進むとコンクリートで造られた橋が見えてきた。橋の中央で立ち止まり、じっと耳をすます。 話声も少しずつはっきりとしてきた、ご対面まであとわずか、か。 ―…し、…ーく!モ…せぇなー! ―か、か…ーが……よ~ どうやら二人組みのようだ。声からして男二人。 贅沢を言えば一人一人と戦いたい所だが、構わない。 相手次第だができるだけ長く戦いたい。長く戦い、少しでもカイザに馴染みたい所だ。 澤田はこれから来るであろう二人を待ち構えた。獲物をじっと待つ蜘蛛のように… * * * 「…ってなわけでよー、木場や長田はけ~っきょく俺様がいないと駄目なわけよ!」 「うわ~すごいんだな、かいどーは。俺、尊敬しちゃうよ~」 妙にテンションが高い男とそれに付き添う赤いさつまいも…もとい怪人。 テンションの高い方は海堂直也、怪人はモグラ獣人という微妙にちぐはぐなコンビである。 海堂の武勇伝?を聞きモグラが憧れる。そんな無意味な事を繰り返しながら二人が目指すは市街地。 何故市街地かと言えば森の方に進めば先ほど吹っ飛ばした赤鬼獣人とまた遭遇するかもしれない。 それにモグラ獣人はアマゾンを探しているのだ。 『人探しするなら人に聞くのが一番!人が集まる場所?そりゃ市街地だろう!』 という海堂の提案により市街地を目指し二人は外灯もまばらな道路を進んでいるわけだが… 「どうした?かいどー」 不意に立ち止まった海堂につられて思わずモグラは立ち止まる。 「そういやお前は何支給されたんだ?」 そう、支給品だ。自慢話に夢中で確認どころか存在すらすっかり忘れていたのを唐突に思い出したのだ。 「支給品?そういや俺調べるの忘れてたなぁ~、いやぁ~流石かいどーだ」 モグラの微妙にずれた褒め言葉も海堂には嬉しい限りだ。もっと、もっと俺に賛辞を! 「ん~っとね、水に食料に地図にライト。コンパスに筆記用具に双眼鏡とカードが3枚。 それに花の種…あ、これで終わりだ」 「なんじゃそりゃ!お前はボーイスカウトかっちゅうに!」 道路に並べられた支給品に思わず海堂もツッコミをいれる。 確かスマートレディの話だととってもスペシャルな便利グッズと言っていた。 てっきり武器か何かかと思っていたが違うようだ。双眼鏡は確かに便利グッズではあるが。 「双眼鏡って言っても何見るんだよ、バードウォッチング?この夜で?」 妙にゴテゴテした双眼鏡で海堂は辺りを見渡している。 一方のモグラは海堂を気にする事なく道路に並べた支給品を丁寧に戻し、花の種を手に取って考える。 「しかし、これ何の花だろうなぁ?かいどー、何の花だかわかるかい?」 パッケージに花の写真があるのだがあいにくモグラはそういった知識に疎い。 写真だけで無く名前も書いてあればよかったのだがあいにくそこまで気のきいたパッケージではなかった。 「あ?しらんしらん、花の事なんかしらん。お、月のうさぎさん!」 「そっかー、咲いたら綺麗なんだろうなぁ…アマゾンやまさひこに見せてやりたいなぁ…」 双眼鏡に夢中な海堂はモグラの話もろくに聞かずにいたが モグラは特に気にする様子も無く花の種を大事そうにデイパックの奥へと仕舞い込んだ。 「そういやかいどーは何支給されたんだい?」 ピタ、っと海堂の動きが止まる。モグラは海堂はとっくの昔に支給品は確認してると思い聞いてみたのだが… 「…あー、俺の、はな。うん、すげーぞ?」 「本当かい?ちょっと見せておくれよ~」 思わず見栄を張ってしまうのは海堂の悪い癖なのだろうか。 双眼鏡をモグラに渡し海堂はここにきて初めてデイパックを漁り始めた。 「おーれーのーはーねー…。これ!…だ?」 基本支給品とは違う三つの物をデイパックから確認しシャキーン!と口で言いつつ海堂は取り出した、が。 「…フリスビー?」 「違う、CD。あー、CDでもないかもしれん」 モグラはCDの事等知らず、海堂も海堂でなんでこんなものが3枚も入ってるのか疑問である。 嫌な予感がしてデイパックを漁るが他には何も無い。つまり、この3枚のCDがスペシャルな便利グッ… 「ざけんなー!」 海堂は全てのCDを適当な方向に投げ捨てた。怒りを、悲しみを、様々な感情を込めて。 CDと双眼鏡にカード。おまけに花の種で戦えと言われれば誰もが捨て鉢になるというものではあるが。 モグラが慌てて投げ捨てられた3枚のCDを拾い集めてくる。まるで飼い主のボールを拾ってくる犬のようだ。 「おいおいかいどー、これすごい物なんだろ?勿体無いよ。」 モグラは丁寧に拾い集めたCDと双眼鏡を海堂に手渡した。 「いやいやいや、双眼鏡はお前のだろ?お前が持ってろよ」 「かいどー、それ気に入ったんだろ?俺、使えそうにないから。かいどーが使っておくれよ」 確かにモグラの顔や腕の造りを考えると使用するのは少し難があるだろうが… 「あー、そっか。…あんがとな」 海堂はモグラの優しさが少し嬉しかった。 「あー…そういや花の種、だっけか?見せてみろよ」 もしかしたら、わかるかもしれない。そう思いモグラから花の種を受け取り、パッケージの写真を睨む。 「んー、駄目だ。花の名前なんかやっぱ俺にはわかんねーや」 「そっかー…ちゅちゅ~ん…」 「いや、でも綺麗そうな花じゃねぇか、お前の鼻の花にちょっと似てるぜ?」 寂しそうな鳴き声を発したモグラを海堂が思わずフォローする。 「そ、そうかな?俺の鼻に似てるのはちょっとどうかと思うけど、やっぱり綺麗な花だよな~」 「そうそう!綺麗な花!こんな花が咲くといいな!ていうか咲かせる!」 花の種をモグラのデイパックに押し込むと海堂は自分のデイパックを肩に下げ、意気揚々と宣言する。 「そして俺達はでっかい太陽となり、あの大空で燦然と輝くのだっ!」 夜空に向かっていってもいまいち決まらない台詞であった… 「俺モグラだから太陽とかちょっと苦手なんだけど…」 「ば、ばっきゃろう。弱気?になるんじゃない、 もっと明るくいこうぜ!そうでないとアマゾンにも会えないぞ!」 アマゾンという言葉にモグラも顔を上げ、頷く。 「そ、そうだよな~、俺だって頑張るんだ!頑張ってゲドンやスマートブレインをやっつけてやるんだ!」 「ようしその意気だ!モグラ!あの橋まで競争だ!あの橋で二つ目だから、目的地は近いぞ!」 「競争ならまけないぞー、かいどー!」 二人は走り出す。この殺し合いの場には似合わないほど明るく、元気に、健やかに。 体力の差かはたまた足の差か。橋まで競争の結果は海堂の勝利に終わった。 「よーし、いっちゃーく!モグラおせぇなー!」 「か、かいどーがはやすぎるんだよ~」 少し息を切らせながら二人は橋を渡ろうとして、足を止める。 「あぁ?誰だおめぇ?こんな所で何ボーっと突っ立ってんだ?」 橋の丁度真ん中辺りに男、いや、少年が立っているのだ。 海堂はどこか見覚えがある気がするが思い出すには至らない。 「あ、そうだ。ちょっと訊ねたいんだけどアマゾンって知らないかな、 緑の服と腕輪をつけてるような奴なんだけどー…」 不用意に少年に近づくモグラを止めようとして、海堂は気づく。少年の腰に巻いてあるベルトを。 そして少年の右手に握られている携帯を。 何か、タイムリミットを刻む音のように、3回音が鳴り、電子音声が鳴り響く。 「に…」 海堂は知っている。この音を、このベルトを、この装着者…は未だに思い出せないが。 ―――Standing By――― 「逃げるぞ…」 「え?どうしたんだよ、かいどー」 この後宣言される言葉も、聞こえる電子音声も簡単に予想できる、だから… 「逃げるぞモグラーッ!!」 「え、えぇ!?」 「変身…」 ―――Complete――― モグラへの警告もそこそこに海堂は少年に背を向けて走り出した。 「あ、あわわ、おいてかないでくれよ~、かい…ちゅちゅ!?」 走り出した海堂に慌てて付いていこうとモグラは少年に背を向けた。 咄嗟に走り出そうとしたせいか足をもつれさせモグラは思わず転んでしまう。 転ぶ寸前に背中に焼けるような痛みを感じた。斬られた、そう理解するのに随分と時間が掛かった。 闇に紛れそうだった少年は今は闇夜を照らす黄のライダーへと変わり、倒れこんだモグラを踏みしめた。 「逃げないでよ、かいどー…だったっけ?」 カイザブレイガンを倒れこんだモグラの首筋に当て、海堂の逃亡を止める。 海堂は動きを止め、ゆっくりと振り返る。ライダーへと変身した少年、澤田にはその顔に覚えがあった。 「ん…?なんだ、木場勇治のお仲間の海堂か」 以前木場勇治を襲った際に連れ添っていた仲間の一人、澤田にとって海堂はその程度の認識であった。 「逃げたら、このモグラを殺す」 低い声でそう宣言する。 丁度いい相手だ。オルフェノクとして戦った時はあっさりと川に落としたがカイザの力ならどうなのか? それに武器らしい武器もなかったはずだ。本当に丁度いい相手… 「モグラ…っ!――――じゃ!」 右手を挙げて軽やかに海堂は去っていった。 「そ、そんな…かいどーー!?」 まさか構わず逃げるとは思ってもいなくカイザもモグラもポカンとしていたが、先に動いたのはモグラの方だった。 素早く起き上がりカイザの胴体にパンチをぶち込む。カイザが怯んだ隙に距離を取りデイパックを投げ捨てた。 「俺だってゲドンの獣人、モグラ獣人だ!そう簡単にやられてたまるかい!」 「ちっ…まぁ、誰でもいいけど」 折角相手がやる気になってくれているのだ。カイザブレイガンを仕舞い、素手でモグラ獣人と向かい合う。 「ちゅちゅ~っ!」 図体のわりになかなか速いモグラ獣人の体当たりをガッチリと受け止め、自然と腕四つの体制になる。 「…っ!」 「ちゅちゅ~…っ!」 背中の傷も影響しているのだろうか、互角と思われた力比べも次第にモグラ獣人が劣勢となっていく。 「こ、これしきで~…っ!?」 不意打ちのカイザの頭突きがモグラ獣人の鼻先にヒットし、思わずモグラ獣人の力が抜ける。 ついには倒れこみカイザにマウントポジションを取られてしまった。 カイザが殴る。 「ちゅっ!」 カイザがモグラ獣人の顔目掛けて殴る。 「ちゅ…っ!」 カイザがモグラ獣人の顔目掛けて力いっぱい殴る。 「ちゅ…!」 カイザがモグラ獣人の顔目掛けて、自分の力を楽しむように、ただ殴る。 「ちゅん…」 1ダースほど殴り終えたところでようやくカイザの動きが止まり、立ち上がる。 ミッションメモリーをカイザフォンから引き抜きカイザブレイガンへと装填させる。 ――Ready―― 一方のモグラ獣人はようやく地獄が終わったのかと安堵する。 気力だけでフラフラながらも立ち上がるが、すぐにその動きは拘束された。 ―――Exceed Charge――― 光の拘束により身動きが取れないモグラ獣人はただただカイザが迫り来るのを見ている事しかできなかった。 (アマゾン~、まさひこ~…俺、もう駄目みたいだ…) 諦めたモグラ獣人の左肩に訪れる、衝撃。 何事かと思えば迫ってきたはずのカイザははるか前方に吹き飛ばされており、代わりに目の前に立っていたのは… 「かいどー!」 モグラ獣人を護るように、灰色の魔人がそこにいた。 ――ほんの少し時は遡る―― モグラを見捨てて逃げ出した…のはいいが海堂は結局さほど離れてない場所で様子を見ていた、が。 ―俺だってゲドンの獣人、モグラ獣人だ!そう簡単にやられてたまるかい! モグラの威勢の良い声が響く。 (なんだ、大丈夫そうじゃねぇか…) 「あ~あ、心配して損した」 わざわざ声に出して海堂はその場を離れようとする。モグラなら大丈夫だ、そう信じて。 今度また会えるかどうかはわからない、最後に一目見ておこうと橋の方を振り返ると、誰も橋の上にいない。 不審に思い双眼鏡を用いてよくよく見てみれば、モグラがカイザに組み伏せられているのが見えた。 (たくっ、しょうがねぇなぁ…) 渋々助ける、自分にそう言い聞かせ海堂は橋へと足を向け… モグラが光に包まれるのを見た。 「っと、本気でやべぇじゃねぇか!」 とぼとぼ歩きが全力疾走に変わり、顔には蛇の紋様が浮かび上がる。 人の身体がオルフェノク特有の灰色の肉体へと変貌していく。 勢いそのままにジャンプし、モグラの肩を踏み台にしカイザへとヤケクソ気味のとび蹴りを決めた。 突然の攻撃にカイザはなす術も無く吹き飛ばされ、カイザギアもその衝撃で吹き飛ばされた。 「かいどー!」 光の拘束からようやく解き放たれたモグラが歓喜の声を上げる。 「かいどー、助けに来てくれたんだね!俺本当に嬉しいよ!」 「ば、ばっきゃろう!お、俺は別に寝覚めが悪くなるから助けただけだ!」 カイザの変身が解除された澤田はオルフェノクの紋様を浮かべようとして… 「そらよっ!」 海堂、いやスネークオルフェノクから飛ばされたCDのような物を顔面にぶつけられ悶絶した。 「さーて、どう落とし前つけてもらおうかねー?」 弁髪のような頭の飾りをくるくる回しながらゆっくりとスネークオルフェノクが未だ悶絶している澤田に近づく。 そのスネークオルフェノクの足元が突然爆ぜた。 何事かと思い海堂達が辺りを見回すと反対の岸の暗闇に銃をもった人影が見えた。 「ちっ、連れがいたのか…モグラ!逃げるぞ!」 「ま、待ってくれよかいどー!」 先ほどとは違い今度は二人揃って橋を離れ暗闇へと身を隠す。 逃げる拍子に半開きになった海堂のデイパックから双眼鏡のようなものがポロリと落ちた。 橋の上にはカイザギアとCD、双眼鏡。そして気が抜けたような澤田だけが残された。 * * * 「澤田くん、大丈夫!?」 少し経ってから、真魚が暗闇から姿を現し澤田の元へと近づく。 「大丈夫、だよ…」 吹き飛ばされたカイザギアと何かのCDを拾い上げ澤田は答える。 「風谷さんのおかげで助かったよ…ありがとう」 心にも無い感謝の言葉を述べる。 真魚が来なければオルフェノクの力を解放し、恐らくはあの二人を逃す事はなかっだろう。 或いは、最初から全力でかかれば少なくともあのモグラの方は殺せたに違いない。 苛立ちからか気づかぬうちに下唇を噛んでいた。 「あの、ごめんなさい…私、澤田くんの言う事無視して…うぅん、一人でいるのが怖くなって。 それで様子を見に来たら澤田くん倒れてて…助けなきゃって…」 叱られた子供のようにしょげる真魚に澤田は何か言うべきか迷っていたが… 結局何も言わず荷物をまとめようとして、気づく。 見慣れぬ双眼鏡が橋の上に落ちている。拾って観察してみるとカイザブレイガン等との共通性が見て取れた。 CD一枚とカイザポインター。ないよりかはマシ、程度の収穫だった。 澤田は考える。 次からは参加者を確実に殺すため、全力で向かっていく。その為に支給品も惜しまず使う。 そして…真魚を必ず護る。時間が経てば経つほど自分の中で真魚の存在はより一層大きくなるだろう。 その存在が自分の中の大部分を占めた時、自らの手で殺す。 そうすれば人間の心を捨てられ、完全なオルフェノクになれる。 それまでは自分がオルフェノクになる所を見られ、真魚に逃げられるのはまずい。 カイザギア以外の変身道具が欲しい所だった。 真魚は思う。 橋の上にいた怪物二人、それにショッピングセンターで『見た』灰色の怪物。 おそらく参加者全員が人の皮を被った怪物なのだろう。まともなのはきっと自分だけに違いない。 そんな中で、澤田は助けてくれた。優しくしてくれた。 澤田と少しでも離れるのが怖い。失うのが、怖い。 離れないよう、少しでも長く澤田の傍にいられるように、と… 状態表 【1日目 黎明】 【現在地:F-6 川に架かった橋近く】 【澤田亜希@仮面ライダー555】 【時間軸】:34話・真理再生前 【状態】:全身に軽微なダメージ カイザに2時間変身不能 【装備】:カイザギア 【道具】:基本支給品、通話発信可能な携帯電話、不明支給品×4(澤田と天道の二人分・本人確認済み) ライダーベルト(カブト)、ディスクアニマル(アカネタカ)、カイザポインター 【思考・状況】 1:参加者を皆殺しにして自分が完全なオルフェノクであることを証明する。 2:風谷真魚を殺すのは最後の仕上げ。先に他の参加者を殺す。 3:なるべくオルフェノク態で戦う事を避けるためカイザギア以外の変身装備が欲しい。 【備考】 ※能力制限等のルールについて、あらかじめ大まかに知らされています。 ※第一回放送を聞き損ねたため、禁止エリアを知りません。 ※澤田の携帯電話は特別仕様のため、通話の発信機能が生きています。 現在の所、通話可能な相手は主催者(村上社長・スマートレディ)のみです。 【1日目 黎明】 【現在地:F-6 川に架かった橋近く】 【風谷真魚@仮面ライダーアギト】 【時間軸]:31話・サイコキネシス発現後 【状態】:健康、精神的ショック。激しく動揺。 【装備】:なし 【道具】:基本支給品一式x2(真魚・天道)、コルトパイソン@クウガ(小消費) 不明支給品(本人確認済み)、首輪(天道) 【思考・状況】 1:澤田についていく。なるべく離れたくない 2:怪物だらけのこの世界に対する恐怖。 2:帰りたい。でも、どこに帰ればいい……? 【備考】 ※サイコメトリーで見えた灰色のモンスターの正体は天道=カブトだと思っています。 ※制限もしくは心理的な理由で超能力が不完全にしか発揮できません。 現状では、サイコメトリーで読めるのは断片的なイメージだけです。 ※灰色の怪物(海堂)と赤い怪物(モグラ)は殺し合いに乗っていると思っています。 前息を切らせて地べたに座り込むのは既に変身を解いた海堂、そしてモグラだ。 「はぁ…はぁ…もう、もういやだからな!俺様は絶対に助けないからな!」 「そ、そんなぁ…でも助けてくれてありがとう、かいどー。 これで助けてもらったのは二度目だぁ。本当に、ありがとう」 一度逃げた事を何も責めずに礼を言うモグラの態度に思わず背中が痒くなる。 「ちゅうかなんなんだよ…赤鬼といいさっきのといい…ついてねぇな、俺達…」 ほんの少し白みがかった空を見上げながら、自分と同じ境遇の木場や長田の顔を思いだす。 「あー、ちくしょう。なんか無性にあいつらの顔見たくなってきたっちゅーか、疲れたっちゅーか…」 そのまま海堂は寝転がり、しみじみと思った。 ――人の心を持ったオルフェノクは楽じゃねぇな――、と。 【1日目 黎明】 【現在地:G-7】 【海堂直也@仮面ライダー555】 【時間軸】: 34話前後 【状態】:健康。オルフェノクに2時間変身不能 【装備】:なし 【道具】:基本支給品、ディスクアニマル(ニビイロヘビ)、戦国時代のディスクアニマル(イワベニシシ) 【思考・状況】 1:モグラ獣人と一緒に行動してやる。できる範囲で。 2:モモタロスに会ったらとっちめる。 3:モモタロスとカイザの危険性を会った奴に伝える。 【1日目 黎明】 【現在地:G-7】 【モグラ獣人@仮面ライダーアマゾン】 【時間軸】: ゲドン崩壊前 【状態】:顔面殴打による負傷、背中に裂傷。2時間能力発揮不可 【装備】:なし 【道具】:基本支給品、ガーベラの花の種、赤いゼロノスカード×3 【思考・状況】 1:海堂についていく。 2:アマゾンに会いたい。 【備考】 ※携帯電話の内容を自分の目で確認してはいません 【その他共通備考】 ※モモタロスを獣人だと誤解しています。 ※澤田の顔はわかりますが名前は知りません。また、真魚の顔は見ていません。 028 それぞれの場合/NEXT STAGE 投下順 030 決断の刻は目の前に 028 それぞれの場合/NEXT STAGE 時系列順 023 クローズド・サーキット 001 Fiat Lux 澤田亜希 039 太陽背負う闘神 001 Fiat Lux 風谷真魚 039 太陽背負う闘神 011 出るか?モモ獣人の必殺技! 海堂直也 041 正義のためなら鬼となる 011 出るか?モモ獣人の必殺技! モグラ獣人 041 正義のためなら鬼となる
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【作品名】黒ノ十三 羽音 【ジャンル】ノベルゲーム 【名前】今中多恵子 【属性】いじめられっこ女子高生 【大きさ】ゴキブリ並。 【攻撃力】ゴキブリ並。 【防御力】ゴキブリ並。 【素早さ】ゴキブリ並。 【特殊能力】自分がいじめられてから母親に殺されるまでの記憶が無限ループしている。 だからと言って何も無いが。 【長所】人間の頃は一撃で人間を殴り殺せたり便所の端から端まで吹っ飛ばせたりした。 【短所】恐らくゲームキャラ史上一番不幸。 【備考】本編はゴキブリ状態の今中が観ている夢であり、 起点がゴキブリ視点なのでゴキブリテンプレしか作れない vol.43 319 :格無しさん:2009/05/10(日) 17 16 03 今中多恵子考察 ゴキブリってだけだとずっと飛べる扱いにはならないか ×やわらか戦車>hungry spider>サナギ 槍、くもの巣、キャノンの分負け △ハッチ 蜂に負けはないか? ○一円玉の旅がらす 刀といっても一円玉相応。ここから下は負けないだろう ハッチ=今中多恵子
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概要 2023年夏合宿、こいつはついにイクところまでイッた イケメンギタリスト。ここバンのイケメン担当。 三股♂してるし簡単に股を開く。 免許合宿で合宿直前までギター触らなかったらしい なんで弾けてたんですか? 練習の際に何を合わせたいか訊くと自分がバッキングの曲しか言わない。本人曰く「楽だから好き」だそう。 リードが難しい曲は基本的にたかやが弾くため陰に隠れがちだが、普通に上手い。 ギターを持っていないときは大体たなりくとはしゃいでいる。多分ギターの音より騒がしい。 このコンビは通称、たけ×たな。たな×たけは駄目らしい。つまりそういうこと♂ ちなみに誘い受けである。 最近浮気気味 カポとピックを控室に置いてくる。←イヤァァァ どんなに悪いことがあっても下を見ると必ずこいつがいるので安心すると評判 酔うと変態下ネタセクハラ王になる←泥酔するとね 好きなもの 下ネタ 脇 ナヒーダ
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今中マサムネ 読み方 いまなかまさむね 結成年 不明 プロデューサー マサムネ(今中)? 説明 不明 名前の由来 不明 実績 不明 参照 無し